阪神が乱打戦で競り負け、7連勝で止まった。

初回に先発青柳晃洋投手(29)が5点を失ったが、打線が反発力を見せた。3回に3番シェルドン・ノイジー外野手(28)が3号ソロ、4回に佐藤輝明内野手(24)が8号ソロ、5回に大山悠輔内野手(28)に4号3ランとクリーンアップそろい踏みで本塁打が飛び出すなど同点に追いついた。

しかし2番手及川雅貴投手(22)が勝ち越しを許すなどリリーフ陣も踏ん張れなかった。

大山悠輔、佐藤輝明が打点を挙げると、昨年から9連勝中だったが、「不敗神話」も途切れた。首位を快走する阪神が本拠地で小休止となった。

▼佐藤輝と大山のアベック本塁打とアベック打点の連勝がそれぞれストップした。そろって本塁打なら21年6月12日楽天戦から5連勝、そろって打点を挙げれば今季は8戦全勝で22年9月23日広島戦から9連勝中だったが、ストップした。

▼阪神は3番ノイジー、4番大山、5番佐藤輝のクリーンアップ3人に本塁打が飛び出した。クリーンアップ全員が本塁打を放ったのは22年5月18日ヤクルト戦(神宮)以来で、3番マルテ、4番佐藤輝、5番大山。8番西純にも1発が出た。甲子園では、金本監督時代の17年9月2日中日戦で3番福留、4番大山、5番中谷がそろって本塁打を記録して以来6年ぶりで、8番坂本にも本塁打が出た。