阪神才木浩人投手(24)が4月30日以来、21日ぶりの1軍先発マウンドで力投した。

6回2/3を投げ、5安打7奪三振1失点。2-0で迎えた7回に味方の失策から2死二塁のピンチを作り、広島林に中前適時打を浴び1点を失ったが、自責点は0だった。先発の役目を果たし、4月2日DeNA戦以来となる今季2勝目の権利を持ってマウンドを降りた。

降板後は「梅野さんも思い切ってこいと言ってくれていましたし、序盤からストレートで押していくことができました。先制点を取ってくれたおかげで、ストライクゾーンでどんどん勝負できた点は良かったですが、任されたイニングを最後まで投げ切れなかった点については悔しい思いもあるので、次回は投げ切れるように頑張りたいです」とコメントした。

前日20日はサヨナラ勝ち。試合後に岡田監督は「気分的にはだいぶ違うよ、そら。別に負けてもいいんやけどな、明日(笑い)。負けてもどうってことないやんか。一つ勝ったことで気持ち的にはすごく楽になるってことやから」とこの日のゲームに余裕を持たせていた。2軍降格を経た右腕が、のびのびと剛球を連発し、広島打線を封じた。

【関連記事】阪神ニュース一覧