右腕コンディション不良で離脱中の阪神湯浅京己投手が、早ければ30日から始まる交流戦の1週目で1軍復帰しそうだ。

実戦復帰後2戦目となった前日20日の2軍オリックス戦では1回無失点。石岡、杉本、T-岡田をすべて内野ゴロに仕留めた。報告を受けた岡田監督は「良かったみたいやな」と一安心だ。

次は連投テストといきたいところだが、週末まで2軍公式戦はない。指揮官は「試合がないんよなあ。(次の登板は)ソフトバンク」と表現。26日から鳴尾浜、姫路で行われる2軍ソフトバンク3連戦中に登板させる考えだ。ここで連投テストをクリアすれば、30日からの交流戦1週目での1軍復帰がはっきりと見えてくる。代役守護神の岩崎が6セーブを挙げているが、本来の守護神湯浅が帰ってくれば、リリーフ陣はさらに厚みが増すことになる。

○…井上広大外野手が2軍降格後の初打席で5号3ランを放った。2軍オリックス戦(東大阪)に「5番右翼」でスタメン出場。1回1死二、三塁、オリックス育成左腕佐藤の外角高め直球をバックスクリーンへ運んだ。1軍の試合前だったこともあり、中継映像を確認した岡田監督も「井上がいきなり3ラン打っとったな」と喜んだ。8回にも適時打を放ち2安打4打点。先発転向後2度目の登板となったドラフト6位左腕富田は5回4安打1失点と好投した。

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