西南大が北九大との優勝決定戦を制し、18年秋以来9季ぶりとなるリーグ通算7度目の優勝を飾った。

北九大が先制した。2回1死二塁からエンドランを仕掛け、6番指名打者、中村一翔外野手(2年=佐賀北)が中前適時打を放った。

だが、直後に西南大も反撃だ。2回1死一、二塁。8番安川喬矢内野手(2年=尾道)の左越え3点本塁打で、ひっくり返した。

その後、1点ずつを奪い迎えた5回。1死三塁、5番指名打者、相川晃甫外野手(3年=長崎商)の中犠飛で突き放した。

今季5勝を誇る最速145キロ右腕、茶屋野洋輝投手(3年=熊本学園大付)は、9四死球の大乱調も、なんとか要所を締め、3失点で踏ん張った。

6月5日開幕の全日本大学選手権(神宮、東京ドーム)に出場し、初戦で天理大(阪神大学)と対戦する。