ファーム調整中の巨人菅野智之投手(34)が2日、川崎市のジャイアンツ球場でブルペン入りした。

スライダー、カーブなど変化球も交えながら、43球を投げ込んだ。「セットポジションの確認と、高い位置から角度を付けることを意識して」と右肘張りから復帰2戦目の実戦をイメージしながら、投げ込んだ。

約2カ月ぶりの実戦登板だった5月28日イースタン・リーグ、ヤクルト戦では最速150キロを計測し、3回を3安打無四球の無失点だった。テーマを持って取り組んできた出力も戻ってきた。「だいぶ面白くなってきた」と言葉と表情からも手応えがにじむ。復活の時は、着実に近づいている。

【関連記事】巨人ニュース一覧