日本ハムはドラフト1位、矢沢宏太投手(22)が5日、札幌市内の病院で検査を受け、左手小指MP関節橈側(とうそく)部側副靱帯(じんたい)損傷及び右膝内側側副靱帯軽度損傷と診断されたと発表した。ゲーム復帰まで約2週間の見込み。3日の巨人戦(東京ドーム)で本塁へへッドスライディングし、左手小指付け根と右膝を負傷。この日、1軍登録を抹消された。代わりに郡拓也捕手(25)が今季1軍初昇格する見込み。

二刀流で調整してきた矢沢は、投手としては5月21日オリックス戦(京セラドーム大阪)、2日巨人戦(東京ドーム)の2試合にリリーフ登板し、2イニングで1安打無四球無失点と安定。打撃では4月にプロ1号を放つも、最近出場4試合13打席連続無安打で、打率1割8分4厘まで落ち込んでいた。回復後は2軍で打撃の復調を図りながら、本格的な二刀流調整を進めるプランも浮上している。

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