楽天が、交流戦の優勝戦線に残った。

腰痛のため5月10日オリックス戦以来の先発となった岸が試合を作った。1回に1点を失ったが、以降は走者を背負っても粘りの投球。5回5安打1失点で2勝目を挙げた。

打線は0-1の6回1死一塁で、辰己が右中間へ2ランを放って逆転。渡辺翔、内、安楽、鈴木翔、松井裕と、細かい継投でリードを守り切った。逆転勝ちで交流戦4カード連続で勝ち越し。石井監督は「みんな頑張ってくれていると思う。中継ぎから松井にしても、登板がかさんでいるんですけど。野手もフルで出ている人が多い中で、そのなかでもパフォーマンスを出してくれている」と選手たちをたたえた。

これで交流戦は9勝7敗。V条件は単独首位のDeNAが19日の日本ハム戦(横浜)に敗れることが前提となるが、かつ楽天が20日ヤクルト戦(神宮)と21日中日戦(楽天モバイルパーク)で連勝なら、球団史上初となる交流戦優勝の可能性を残している。

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