全日本大学野球連盟とNPBエンタープライズは、第44回日米大学野球選手権大会(7月8~13日・米国)に出場する侍ジャパン大学日本代表の26人を発表した。

指揮を執る九産大・大久保哲也監督(60)は、「野手に関しては、ミート力、外角への対応力。また、機動力ですね。それを踏まえての選考です」と、野手の選考理由を明かした。その中で、キーマンとして挙げたのが、青学大の西川史礁外野手(3年=龍谷大平安)だ。「3日間、非常にいいものを見せてくれたなと。恐らく、西川君を中心に回ってくるんじゃないかと感じています」と期待を寄せた。

18日の紅白戦ではチェンジアップにうまく対応し、左越え2ランを放ちアピールした。西川は「全日本大学選手権で優勝できて、青学大からは5人も選ばれた。死に物狂いでやらなければと思っています」と、王者の底力を証明した。

次の舞台は米国。大学野球を代表するスラッガーは、「他の選手の思いも背負ってプレーしたい」と、気持ちを引き締めた。