巨人ドラフト1位ルーキーの浅野翔吾外野手(18)が、ズッコケデビューを果たした。

6回途中から代打で途中出場し、初打席は空振り三振。そのまま入った右翼守備では、右中間の当たりに足を滑らせズッコケた。8回の打席でも連続空振り三振ながら、フルスイングを貫く姿に、本拠地・東京ドームは驚きと笑いが入り交じった大歓声で「浅野劇場」が繰り広げられた。チームは完封リレーで勝利を飾り、首位阪神に3・5ゲーム差に迫った。

 

【巨人で高卒1年目にデビューした近年の主な野手】

◆93年松井秀喜 5月1日ヤクルト戦(東京ドーム)で7番左翼で初出場。第2打席で初安打初打点となる適時二塁打を放った。翌2日には高津から初本塁打。1年目から11本塁打を放った。

◆07年坂本勇人 7月12日阪神戦(東京ドーム)で代走で初出場し、初盗塁を決めた。9月6日中日戦(ナゴヤドーム)では1-1の延長12回、2死満塁で代打で起用され、決勝の2点適時打。

◆15年岡本和真 8月28日中日戦(東京ドーム)で代打で初出場も、初打席は二飛。9月5日DeNA戦(横浜)では初安打となる代打本塁打。19歳2カ月での代打本塁打は球団史上最年少だった。

◆21年秋広優人 オープン戦では10試合に起用されるも、初出場は9月29日中日戦(バンテリンドーム)。9回に代打で登場し、左飛。1年目はこの1試合の出場のみに終わった。

 

【動画】ドラ1浅野翔吾の初登場に大歓声 初打席は三振に終わり悔しい表情 バット折れる場面も

--【関連記事】巨人ニュース一覧--https://www.nikkansports.com/baseball/professional/team/giants/news/-