3位のDeNAは、トレバー・バウアー投手(32)の粘投が実らず、打線が抑え込まれ、2位の広島に同一カード3連敗で前半戦が終了した。

バウアーは、3回を除き6イニングで走者を背負いながら、7回2失点と我慢の投球だったが、防御率1点台の広島床田にバットで2安打を浴びた。

打線は天敵の床田から1回に先制点を奪ったが、2回から5イニング連続で3者凡退。7回途中1失点と好投され、栗林、島内、矢崎のリレーにあと1点が遠かった。

7回は桑原の失策、蝦名が右前打へのチャージが弱く、勝ち越し点を奪われた。三浦大輔監督(49)は「ミスが重なりましたね。ああいうところだと思います。接戦でミスしたほうが負けると。昨日もそうですけど、まだまだそこは取り組んでいかないといけないところ」と指摘した。

さらに「スキはなかったのかというところですよね。もう1回、前半の反省をしっかり受け止めて、スキを見せないようにしていかないといけないと思います。スキを見せるとこういうふうにやられる」と今後の糧とすることを求めた。

2位広島に敗れ、ゲーム差は2に拡大し、首位阪神との差は3に広がった。対広島戦は6連敗で、前半戦は3位で折り返した。後半戦での逆転優勝に向け、「鯉アレルギー」の解消もポイントの1つになりそうだ。

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