西武平良海馬投手(23)が乱れ、期待に応えられなかった。

初回は3者凡退で終えたものの、19球。制球が安定しない中で2回に入ると、5安打3四死球で5点を失った。49球を要し、24分半かかった悪夢の時間。許した5本の安打は、いずれも2ストライクと追い込んでからのもの。直球にスプリット、スライダーと決め球をコンパクトに弾かれ、修正できずにソフトバンク打線にのみ込まれた。

続投した3回、4回も失点し、4回109球で自己ワースト7失点での降板に。球団広報を通じ「球速も出ていて、状態も良かったのですが、ずっと走者を背負った状態での投球だったので、もっと三振を取らなければいけないと思って投げていました。内野安打はあまり気にせず、外野に打たれた球の内容をしっかり見直したいと思います」とコメントした。

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