ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手(31)が先制ソロを放った。

2回先頭で迎えた第1打席。13日の広島戦で9回無安打無失点の好投を演じた中日柳から、右翼席最前部へアーチをかけた。「打ったのはストレート。この連戦であまり貢献できていなかったので、先制点を取れてよかった」。17日のDeNA戦以来となる13号が決勝弾となった。

18日に、村上が「特例2023」で登録を抹消。代わってこの3連戦で4番に座った。村上とは毎日連絡を取っており「頑張ってと励ましてくれてますし、昨日勝った後は『ナイスゲーム』と送ってくれた」と明かす。18日と19日は武岡、長岡の「ヤングスワローズ」が奮闘したが、負けられないとばかりに1発で存在感を見せた。

▼サンタナが2回にソロ本塁打を打ち、ヤクルトが1-0勝利。サンタナは今年の5月9日阪神戦でも1-0本塁打を記録。ヤクルトで1-0本塁打をシーズン2度は、94年広沢克以来29年ぶりだ。この試合はサイスニードが完封。外国人選手の本塁打で、外国人投手の1-0完封勝利は、89年5月31日近鉄戦の西武(本塁打=バークレオ、完封=郭泰源)以来34年ぶり2度目で、セ・リーグでは初めて。

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