首位阪神が巨人に大勝し、優勝へのマジックを22に減らした。5連勝で貯金は今季最多「27」。今季の巨人戦は13勝4敗1分けとなり3年連続で巨人戦シーズン勝ち越しとなった。試合後の岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。
(テレビインタビュー)
-快勝を呼び込んだポイントは
「やっぱり、森下のホームランでしょうね」
-難敵戸郷からの先制2ラン
「まあ、ある程度、1点、2点ぐらいの6回、7回までの勝負かなあと思っていたんで。まあ早いイニングでのホームランは大きかったですね」
-エラーがらみの失点後、4回に坂本が適時打
「打順的にも1番からねえ、ずっと。どこからでもチャンス作れるんでね、まあ、ずっと坂本はセーフティースクイズばっかりやってたんでね。今日は、真っすぐが来ると思っていたんでね。よく打ってくれましたよね。あそこは」
-結果的には先発野手全員安打だった
「ずっと、ヒットも2桁とか打ってたんで。まあ調子的にはみんないい感じでスイングしてたんで、みんなつながりという意味ではよかったですね」
-投げるほうでは村上が素晴らしい投球
「はいはい。防御率が(スコアボードに)載るんでね、ここは。減っていくのがね。最終的にはね、何かせっかく、今年初めてですけどチャンスがあるんだから、1つでもタイトル取らせてあげたいなと。防御率ばっかり気にしてましたね」
-4月12日の7回完全以来の投球だった。成長は
「成長というか、いいスタートを切ったというね。今年初めてでローテーション投げるのが。そういう意味ではずっとローテーション守って何とか規定イニングも投げさせてやりたいし、それで何か付いてきたらいいですね」
-巨人戦7試合残して勝ち越し
「いやいや、それは積み重ねなんでね。まあ、(東京)ドームが今日最後ということでね、いい形で明日明後日も終わりたいですね」
(囲み)
-昨日、取れる時に追加点を取れていると話していた
「そうそう、うん、久しぶりにね、つながったというか、楽な展開やったんで、ホント久しぶりよね」
-森下はいいところで本塁打が出る
「そうやね、あの1打席目(中飛)でね、やっぱりあそこでスリーツーからでも1打席目インコース真っすぐ投げよって構えたから。それでこれはもう今日はインコース真っすぐっていうのをね、そう言うてたらちょうど2打席目もきたから、構えたからね、アッと思たけどね、やっぱり森下打ちよったね、やっぱりね」
-その辺を考えながら打席に立てるようになってるのか
「うん、まあ、そらちょっとはこっちもフォローしたってるんやんか。それを自分で考え出したら大したもんやけどな(笑い)」
-佐藤輝は守りでミスした後、バットで返した
「おん、まあ最後なあ、おーん。左ピッチャー(今村)な、もうちょっといい内容やったら、明日そのまま5番でいこと思たけど、明日はやっぱり変えなあかんな、これは(笑い)」
-いい打席と差があるか
「うん、だからまあ、どうやろ、でもなあ、おとといは左(中日小笠原)からホームラン打ってるけどな。ちょっと合う合わんがな。その、ピッチャーによってもな。あるかもわからんけども。まあ、最初の2本で今日は十分やったけどな」
-3回の守りで秋広に四球を出したところで投手コーチがマウンドへ
「とにかくな、やっぱり取ったあとやったから。『まあ、何とか頑張れ』と、あそこはあれだけよ」
-村上はローテーションを1年間投げるのは初めてだが、夏場も落ちずに
「そうやなあ。まあ、今日は球数がな、多かったから、あそこまでやなって言うてたからな。1イニング多く球数が、あそこのな、珍しく2人連続フォアボールやったからな。あそこで球数増えたんでね」
-タイトルの話もあったが、取れるものなら
「うん、あそこは見てるよ、防御率のところはいつも。まあ、昨日でなあ、トップになったんよな。だから、イニングもな。ちょうど並行していってるから。何とかそんなんなあ、せっかくのチャンスやから、そういう意味でも取らせてあげたいよな」
-リリーフ陣も安定
「まあ今日はちょっとピンチあったけど、点数があいてたから」
-原監督との会話は
「いやいや、『(この3連戦で今季の東京)ドーム最後やねんなあ』って。8月で最後いうのはな、俺もちょっと分からんかったけど。もう1回くらいあるかなと思ったけど。そんな話よ。あんま野球の話しにはならんわなあ」
-死球の木浪は
「大丈夫、木浪、大丈夫やったよ。でもちょっとなあ。その後の近本の時もな。ちょっと多いな」