オリックス山本由伸投手(25)が27日、ゆかりのある2都市から「スポーツランドみやざき特別表彰」、「備前市スポーツ顕彰」の2つを贈られた。どちらも今年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、14年ぶり3度目の優勝に貢献した活躍をたたえられたもの。

宮崎県は、母校の都城高があり、オリックスが春季キャンプを行っている縁がある。宮崎県知事の河野俊嗣氏から表彰状を贈られた山本は「宮崎キャンプを過ごした宮崎県の表彰を頂けることで、本当にうれしく思いますし、また頑張ろうと思います」と笑顔。宮崎の印象について「野球をした思い出ばかりなんですけど、すごく気候もいいですし、野球に打ち込めた思い出がたくさんあります」と思い返していた。

岡山・備前市は山本が生まれ育った街。備前市長の吉村武司氏から贈呈されると「また表彰していただけるように精いっぱい頑張ります。すごく暖かい町で、自然豊かな落ち着く町なので皆さんも行ってください」と喜んだ。