首位オリックスが、日本ハムの先発上沢に3安打完封負けを喫した。前日8月31日ソフトバンク戦も0-1でサヨナラ負けしており、6月7、8日巨人戦(0-10、0-6)以来の2試合連続の零敗。2位ロッテも勝利し、優勝マジックは「20」のままとなった。

試合後、中嶋聡監督(54)は「(上沢は)良かったんでしょうけど、それよりもうちの打線が悪いでしょ。それしかないです」と即答。「(試合に)行く時にみんなでこうやって行きましょうというのは言ってるわけですけど、それができないから今悪いんだろうなと思いますね」と続けた。

中盤まで安打は、ともに頓宮が放った2回1死から左翼への二塁打、5回先頭で中前打の2本。相手右腕のキレのある球に好機を広げられなかった。2点を追う8回に、先頭のゴンザレスが中越え二塁打を放ち1死三塁とチャンスをつくったが、代打西野が投ゴロ、茶野が中飛に打ち取られ、反撃はできなかった。

この日は3番に池田が入るなど、5人の打順を入れ替えたが得点につながらず。沈む打線に「我慢してる場合じゃないです。やるしかない」と語気を強めた。

▽オリックス山崎福(7回6安打2失点と粘投も4敗目。初の2桁勝利は持ち越し)「最初の方が操れてないというか、いまいち乗ってこれていない感じがあったので、反省点です。良くもないですけど、最低限はやれたかなと思います」