巨人は4日、巨人や西武でプレーした片岡保幸氏(40)が24年に新設される中学生の硬式野球チーム「ジャイアンツ U15 ジュニアユース」の監督に就任すると発表した。この日から25日までの期間で選手の応募を行う。募集の対象中学生は1学年15人程度で、今回は24年度に新中学1年生になる選手のみの募集となる。

片岡氏はスーツ姿でジャイアンツ球場に姿を見せ「2年ほどプロ野球の世界から離れて、何をやるか自分の中で模索していた中、こういった話をいただいた。非常に心躍るような感覚があったので、引き受けさせてもらう運びとなりました」と就任の経緯を説明。「野球の楽しさ、素晴らしさを中学時代に学んでいただいて、その先にゴールがあるというのを示せるような、そんな野球をやっていきたいと思います」と力を込めた。

所属リーグは公益財団法人の日本少年野球連盟(ボーイズリーグ)に加入予定で、連盟登録名は多摩川ボーイズとなる。活動は原則として平日2~3日間、土日2日間の週4~5日間、ジャイアンツ球場および、その周辺のグラウンドで活動する。代表を務める大森剛氏(56)は設立の理念と目的について「トッププレーヤーを作ること、社会でリーダーシップをとって活躍できる人材を育てる、そして指導者を育成すること」と3本柱を強調した。

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