広島のベンチ入りメンバーから西川龍馬外野手(28)が外れた。西川は右脇腹に張りを抱えていたが、優勝争いに向けた事実上の最終決戦の阪神3連戦に備えて8日の初戦から戦列復帰していた。ただ西川は10日の試合前は打撃練習も取りやめた。

新井貴浩監督(46)は「(西川は)状態がよくないというか。こちら側から、ちょっと、やめとこうかと。そういう感じ。昨日のプレーを見て、ちょっと今日はやめておきなさい、と」と説明した。

また、先発を外れた秋山翔吾外野手(35)についても「2試合連続スタメンで、体も絶対に張りがある」とし、「出て、いきなりドーッと連戦でずっとスタメンというのは考えていなかったので。どこかで休憩を与えながら」と明かした。

状況については「(故障箇所が)ふくらはぎなんで。無意識のうちにかばって、ほかのところに来たりするから。だからもともとこれは予定通り。休ませながら、休みを与えながら、という感じ」と言い、故障の再発という最悪の事態を避けるためと説明した。

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