12日オリックス戦に先発する日本ハムのコディ・ポンセ投手(29)が、5月に限定使用して注目を浴びた新庄監督デザインの“戦隊ヒーロー風”襟付きユニホームの着用を懇願した。5月13日から計8試合使用した黒赤を基調としたド派手戦闘着。自身は左大腿(だいたい)四頭筋腱部分断裂の治療のため帰国中で着られず「1回でいい。世界のどこにもない“ビッグボスジャージー”を着たい」と切望した。

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一世風靡(ふうび)した!? パンチあるユニホームを着てマウンドに立ってみたい。ポンセが胸に秘めた思いを吐露した。「“ビッグボスジャージー”を着たい。黒い襟付きのやつを着られていなかったので、ずっと着たいって言っていて。1回でいいので着たい」。12日の登板含め、残り登板機会はわずか。その期間で何としても果たしたい夢を、打ち明けた。

ド派手襟付きユニホームは期間限定だったが、発案者の新庄監督は着用当時「6勝2敗なら、もう1度着たい」と話していた。球団幹部も「結果が良ければ検討したい」と含みを持たせていたが結果は5勝3敗。惜しくも新庄監督の掲げた6勝には届かなかったが、勝率6割2分5厘は上々で、今季通算勝率4割2分7厘を大きく上回っている。

残り18試合。現状では限定ユニ“再登板”の予定は発表されていないが、米国からチェックしていたポンセは、最下位でV逸も決まってしまった今こそ、もう一度着るべきだと主張する。「ああいう形のユニホームは世界中どこを探してもない。一番好き」と大絶賛。さらに「少し暑い」と話していた選手の感想を聞き「夏は通り過ぎた。札幌はだんだん寒くなってきて問題ない」と、季節的にも適していることを強調した。

シーズン序盤はケガで棒に振ったが、8月16日の初勝利から3連勝と調子は上向いている。来日最多4勝目にリーチをかけ「体の状態は問題ない。毎回自分のデビュー戦っていう初心の気持ちを持って挑むことが大切。挑戦者という形で挑んでいきたい」。ド派手ユニ再着用が決まれば、さらに調子が上がる!? かもしれない。【永野高輔】