巨人が2戦連続、今季12度目となる0封負けで勝率5割に逆戻りとなった。これで10日中日戦の6回から21イニング連続無得点となった。

またも阪神投手陣の前に打線が沈黙した。青柳に6回4安打無失点に封じられ、ブルワー、桐敷、石井とつながれた。1回は先頭門脇が出塁も、5月5日中日戦以来の2番に据えた秋広が遊ゴロ併殺。2回は1死一、二塁から岡田の強烈なライナーが先発青柳にグラブに当たり、二塁・中野のグラブにノーバウンドで収まった。運にも見放され、飛び出していた二走・坂本もアウトとなった。二塁も踏めなかった前夜に続き、今夜もホームが遠かった。

投げては先発横川がリズムに乗りきれず。2回0/3を4安打2四死球。3回無死満塁とし、降板となった。代わった松井が1死を奪った後、佐藤輝にグランドスラムを浴びた。以降は無失点で耐えたが、この4点が最後まで重すぎた。

前夜に3年連続のV逸が決定し、迎えた一戦だった。優勝目前に迫る阪神の勢いに屈し、今季の伝統の一戦の成績は5勝16敗1分けとなった。

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