阪神が今季最多4万2648人のファンの声援を受けて、18年ぶり6度目のリーグ優勝を決めた。2リーグ制後、9月14日に決定するのは03年の同15日を抜いて球団最速で、11連勝でのフィニッシュはリーグ初。圧倒的な力で独走した。12球団最年長監督の阪神岡田彰布監督(65)が復帰1年目で「アレ(=優勝)」へと導いた。

▼今年の11月で66歳を迎える岡田監督は05年以来2度目の優勝(阪神監督で2度優勝は4人目)。優勝監督としては13年星野監督(楽天)に並ぶ最年長で、セ・リーグでは00年長嶋監督(巨人)の64歳を抜いた。監督の優勝ブランクは62年藤本監督(阪神)の20年ぶり、92年野村監督(ヤクルト)の19年ぶりに次いで長いが、2人は優勝球団が異なり、同一球団では94年長嶋監督(巨人)の17年ぶりを抜く最長ブランクだ。