阪神ドラフト2位門別啓人投手がプロ初先発を5回7安打無失点の粘投で奮闘した。だが、味方の援護なしで初勝利はおあずけとなった。

初回は広島菊池に148キロの直球で空振り三振をとるなど、落ち着いた投球を披露した。

2回に広島先頭の秋山に左前打、続く末包にも左前打と1死一、三塁と先制のチャンスを与えた。それでも、会沢を遊併殺で仕留めて得点を許さず、援護を待った。

また、4回にも1死一、三塁と同じ場面を迎えるも、末包を136キロフォークで空振り三振。続く、デビッドソンを145キロ直球で空振り三振と2者連続空振り三振で死守した。

力投を続け、味方の援護を待った左腕。だが、打線は先発九里を相手に苦戦し、援護なし。プロ初白星はおあずけとなった。

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