亜大は国学院大に敗戦し、このカードを1勝1敗とした。

1点ビハインドで迎えた8回。国学院大は前日7イニングを投げたドラフト上位候補の武内夏暉投手(4年=八幡南)がマウンドに上がった。9番の右田稜真外野手(4年=二松学舎大付)は初球を捉え、右翼への二塁打を放ちチャンスを作る。2死三塁で天井一輝外野手(4年=広島商)は151キロの直球を遊撃方向にはじき返した。打球は大きく弾み、打った天井は一塁セーフで適時内野安打。同点とした。

だが直後の9回、2番手の斉藤汰直投手(2年=武庫荘総合)が2ラン本塁打を浴び、勝ち越された。鈴木一央監督(48)は「相手のバッターがすごかったです」と振り返った。

最下位の亜大は、19日が大事な一戦となる。負ければ、入れ替え戦が確定し、勝ってもプレーオフの可能性が残る。指揮官はドラフト候補の草加勝投手(4年=創志学園)の先発を明言。「平常心で気負うことなく気持ちだけは強く持ってやってもらえたら」と話した。