ロッテが1位指名で3回競合となり、全てで抽選を外した。3回抽選を外したのは17年のソフトバンク以来6年ぶりとなった。

1回目はENEOS・度会隆輝外野手(21=横浜)を指名し、DeNAと中日の3球団で競合し、DeNA三浦監督が交渉権を獲得。

2回目は亜大の153キロ右腕、草加勝投手(4年=創志学園)で中日と競合したが、中日立浪監督が交渉権を引き当てた。

3回目は東洋大の最速158キロ左腕、細野晴希投手(4年=東亜学園)を日本ハムと争ったが、日本ハム稲葉GMが交渉権を獲得。最終的に明大の上田希由翔内野手(4年=愛知産大三河)を指名し、交渉権を獲得した。

1回目は高坂俊介社長(41)が、2、3回目は吉井理人監督(58)がクジを引いたが、残念ながら交渉権獲得には至らなかった。

1位指名で3回外した事例は17年のソフトバンク以来。その際は清宮幸太郎内野手(日本ハム)→安田尚憲内野手(ロッテ)→馬場皐輔投手(阪神)の順で外し「外れ外れ外れ1位で」吉住晴斗投手(21年に引退)を指名した。