西武が6位で皇学館大の村田怜音内野手(4年=相可)を指名した。196センチ、110キロという恵まれた体格を生かし、「3割30本の大台に乗せられる選手になりたい」と語った。

パワースポットで育った大型野手としてTBS系「ドラフト会議2023」で特集された。伊勢神宮のお膝元に位置する皇学館大に所属。伊勢神宮周辺をランニングする「内宮走」という練習があり、その際は「日頃の感謝を伝えています」と神様に祈りをささげている。

指名されれば同大初というプロ野球選手。「史上初という言葉が好き」と意気込んでいた。その言葉通り、西武から6位で指名を受け「期待してもらっている声が多くあったので安心しています。多くの人に愛される選手になりたい」と語った。

30本塁打を打てる選手になりたいと宣言した村田に、スタジオの元ヤクルト古田敦也氏が「50本目指してよ」と問いかけると「それぐらいの選手になれたらうれしい」と、さらなる高みを目指す。