阪神3年目の高寺望夢内野手(21)が14日、高知県内のチーム宿舎で契約交渉に臨み、現状維持の年俸600万円で更改した。

高卒2年目の22年シーズンは8試合に出場して、3安打2打点と将来性の高さを示したが、今季は1軍戦の出場は0試合。ウエスタン・リーグには106試合に出場し、打率2割6分、3本塁打、25打点、4盗塁だった。

高寺は「1軍に行けなかったことはもちろんなんですけど、ファームの方でも全然自分の思った通りにいかなかったので、来年は走攻守全てでもっと積極的にやっていきたい」と力を込めた。

20年ドラフト組では唯一の高校生で、今季は同期の佐藤輝、伊藤将、村上、中野、石井がリーグ優勝、日本一に大きく貢献しただけに、「同期の先輩があれだけ活躍しているので、『自分も』って思いはあります。(来季は)一番早いところで開幕1軍を目指してやっていきたいです」と引き締めた。(金額は推定)

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