中日高橋宏斗投手(21)が21日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨んだ。3月のWBCでは侍ジャパンの最年少選手として優勝に貢献。1年間ローテーションを守り、初の規定投球回にも到達した右腕は2800万円増の6300万円で来季の契約を結んだ。

「WBCでの経験が生きた。調子が悪かったときにいろんな人にアドバイスもらいながらできた。なければ、このような成績で終われてなかった」。

今季は自己最多の25試合に登板し自己最多7勝(11敗)をマークし、防御率2・53。146イニングを投げ抜き、柳、小笠原とともに、チームから3人の規定投球到達の一角を埋め、存在感を見せた。「来季は同じ試合数でも160、170イニングは投げたい。防御率も2点台前半を目指したい」。背番号19は、エースへの階段を着実に登っている(金額は推定)

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