阪神ドラフト1位の下村海翔投手(21=九州国際大付)が11日、大阪市内のホテルで新人選手入団発表会に出席した。兵庫・西宮市出身で、幼い頃から見てきたタテジマのユニホーム。

「小さい頃からずっと見てきたので少し不安な気持ちもあるんですけど、袖を通してみて実感がわいてきました」。初のユニホーム姿で、初々しく心境を明かした。

背番号は19番に決定。22年までは藤浪晋太郎投手(29=オリオールズFA)がつけ、過去にも小林繁、中西清起、川尻哲郎ら歴代の名右腕が背負ってきた番号だ。「偉大な先輩方がつけられてきた番号だと思うんですけど。いずれは『阪神の19番は下村』と言ってもらえるような選手を目指して頑張りたい」。

会見の最後にはファンに向け、「プレーで西宮を盛り上げられるように精いっぱい頑張ります」と力強く宣言。セールスポイントに挙げる強気の投球で、地元を盛り上げる。

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