楽天の新人合同自主トレが10日、スタートした。

左膝手術を予定しているドラフト4位のワォーターズ璃海内野手(18=日本ウェルネス沖縄)を除く7人が参加。今江敏晃監督(40)も視察した。毎年恒例の「20メートルシャトルラン」では、ドラフト1位の古謝樹投手(22=桐蔭横浜大)が111回で1位となった。

古謝は「高校生には負けないように」とシャトルランに臨み、最終的にはドラフト6位の中島大輔外野手(22=青学大)との一騎打ちを制した。「先に大輔が(105回で)終わってたんで、もうあとは自分の体力が尽きるまで頑張ろうかな」と気合で走った。

目標は3桁で1位は目指していなかったが「(過去)最高が140回ぐらいって聞いて、それに届かなかったのは悔しいですが、同期の中で1番長く走れたのは自分の中でも良かった」。オフだった前日9日にはドラフト3位の日当(ひなた)直喜投手(18=東海大菅生)と予行演習しており、その成果を示した。

今江監督と対面するのは昨年11月24日の新入団選手発表会見以来だった。「今日でより一層、今江監督を日本一にしたいっていうか、自分が1年目から投げ切って、また東北、楽天の2度目の日本一に貢献できるように頑張りたいなっていう思いが引き締まりました」と力を込めた。

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