日本ハムは12日、20年と21年は先発として計13勝を挙げた前カージナルスのドリュー・バーヘイゲン投手(33)と契約合意に達したと発表した。1年契約で推定年俸3億5000万円プラス出来高(金額は推定)、背番号は45に決まった。3年ぶりに復帰するバーヘイゲンは球団を通じて「2020年と2021年シーズンに北海道日本ハムファイターズでプレーをしてから、自分のキャリアの中でいつかはまたファイターズに戻ってプレーをしたいという強い思いがありました。私に再度のオファーをしてくださったファイターズに心より感謝していますし、幸せに思います。チームメートに会うこと、エスコンフィールドHOKKAIDOという素晴らしい球場でプレーできることを楽しみにしています。今シーズン、チームの勝利に貢献できるよう、自分のできる限りの力を発揮し、精いっぱいプレーしていきます」とコメントした。

昨季はカ軍で中継ぎとして60試合に登板し、5勝1敗、防御率3・98だった。北海道移転後は最多人数となる8人目の助っ人を託された新庄剛志監督(51)は「メジャーからのオファーを断って、バーヘイゲンがファイターズに戻ってきてくれるとは夢にも思っていなかった。僕は前回一緒にやっていないけど、素晴らしい投手だとは、みんなから聞いていたので本当にうれしい! 彼がどんな選手か、いまさら説明する必要もないかな。去年はメジャーで60試合投げて成績がずっと安定しているからね。もちろん、ローテに入って活躍してほしい。何より『もう一度ファイターズの一員になって北海道の大歓声の中で投げたい』という心意気がうれしいよね。うちの先発投手陣、どうなるんだろう? ハイレベルな争いが本当に楽しみだね!」とコメントした。

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