西武ドラフト3位の杉山遥希投手(18)が1日、横浜市内で行われた横浜高の卒業式に参加した。

高知・春野でのB班キャンプはすでに終え「1つの節目というか、高校野球まで頑張ってきて、また新たなステージということで、今日はすごく楽しみな1日でした」と球友たちのところに戻った。周囲から「体、大きくなったね」と言われることも多かったという。「この2カ月だけでも何か成長できたことはあるのかなと思います」と実感を口にした。

横浜時代は2度、甲子園に出場。高校トップレベルの左腕として名をはせた。それでも「苦しい思いや、つらい思いがたくさんあったんですけど、その中でも一番きつかったのはランニングで」と振り返る。村田浩明監督(37)の親身な指導に後押しされ「村田監督は僕の人生を変えてくれた人です。監督に出会わなければ絶対にプロに行けていないです」と断言する。

卒業式、野球部謝恩会と長い1日を終え、またプロ野球の舞台に戻る。

「けっこう寂しい感じもありますけど、また新たに頑張ろうっていう気持ちです」

もっとでっかくなって、またいつか母校に帰る。【金子真仁】

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