中日中島宏之内野手(41)が、立浪和義監督(54)の代打でのシーズン打点記録をにらんだ。指揮官は現役時代の07年に、球団記録のシーズン27打点をマーク。代打の切り札として期待される新加入のベテランは「目標にします」と立浪超えを誓った。

西武戦(ベルーナドーム)に同行せず、12、13日とナゴヤ球場で居残り練習。「(投手の球の)スピードと、自分が感じてるスピードが合ってきている。そんなに速さを感じていない。いい感じでいけている。(フォームも)シンプルに固まって、打ちに行くイメージができている」と練習の成果を明かし、中島は満足そうな笑みをこぼした。新天地では、すでに代打の切り札に指名され「できるだけ多く(打点を挙げたい)。数字は終わった時にどうなってるかが楽しみ。自分もやりたい」と意欲にあふれる。

オープン戦は残り8試合。開幕までのカウントダウンが始まった。「出してもらったときは、どんなシチュエーションでも貢献して勝ちたい。(走者を)かえす場面、(塁に)出る場面かわからないけど、とにかく勝負をかけていきたい」と目をギラつかせた。【伊東大介】

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