開幕ローテ最後の1枠を争っている日本ハム根本悠楓投手は、堂林、レイノルズに1発を浴び、4回4安打3失点で降板した。2被弾はどちらも直球。「違う球種の選択肢もあった中での結果なんですけど、打たれてしまったので、いい反省になるかなと思う。球自体はいい球がいっていた」と前を向いた。

初回から昨季終盤に使い始めたフォークを多めに配し、打者の体勢を崩した。だが3回に入ると、そのフォークがボール球となり苦しくなった。「追い込んでも振ってくれない場面があった。最初はもっと真っすぐで押していってもよかった」。6日の侍ジャパン強化試合への参加もあり、先発マウンドは2月10日の紅白戦以来。4イニングを投げたのも今季最長で、配球面での反省を口にした。

自身降板後のマウンドには、苫小牧中央の後輩・広島斉藤が上がった。「(ベンチから)見ました。シーズンで(同じ試合で)投げたいですね」。その目標のためには、北山、上原、鈴木との争いを制し、先発ローテの座を勝ち取ることが必要。「修正して、次の試合にいい感じで投げられれば、開幕も残れると思う」と見据えた。【本間翼】

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