昨季のリーグMVP男、阪神村上頌樹投手(25)が大炎上した。5回11安打8失点。無四球で5奪三振も、2被弾などで大量失点した。92球を要しマウンドを降りた。村上の2桁被安打は1、2軍の公式戦ではなく、失点も自己ワーストだ。

2回無死二、三塁から6番栗原に右前適時打を許し、先制点を献上。さらに1死一塁から8番牧原大に右翼のホームランテラスに2ランを運ばれた。練習試合、オープン戦を含め今季ワーストの3失点を1イニングで与えてしまった。

さらに3回2死一塁では山川に147キロの直球を仕留められ、左翼席に2ランを許した。3回までで5失点。昨年はなかった1試合2ホーマーで主導権を握られた。

4回には2死一、二塁から1番周東に右翼への2点適時三塁打を浴びた。5回1死一塁では近藤に適時二塁打を決められた。村上は開幕2カード目の4月2日DeNA戦(京セラドーム)での先発が有力。不安の残る内容となった。

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