ヤクルト・サイスニード投手(31)が21日、開幕前最後のオープン戦登板へ向け、戸田球場で調整した。

強風が吹き、初春とは思えぬ寒さ。それでも半袖スタイルで元気に体を動かし、先発する22日の西武戦に備えた。前回13日DeNA戦は4回6安打6失点。「課題が見つかった。カット、チェンジアップは修正が必要。この1週間、精度を上げるよう頑張ってきた」と、反省を踏まえて臨む。

来日4年目で初の大役が巡ってきそうだ。昨季3年連続7度目の開幕投手を務めた小川は、右肘の違和感で2軍調整中。22日に先発するサイスニードが中6日で29日の中日戦(神宮)に回り、今季の幕を開けることが濃厚だ。「シーズン通りのピッチングをするだけです。自分の持っているものを発揮するだけ」と言った。シーズン通り投げ、そのまま開幕戦へ向かう。

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