楽天今江敏晃監督(40)が、右のエース候補の復活に安堵(あんど)した。

右膝の違和感から2週間ぶりに実戦復帰した荘司康誠投手(23)が、4回途中61球を投じ、2安打無失点6奪三振と好投。「思っている以上に初回からぶっ飛ばしていたので、ちょっと心配したんですけど、本当にいいボールを投げ、いい形で投げていたので、ひと安心しました」と胸をなで下ろした。

初回から全開だった。荘司は先頭佐々木、門脇、梶谷、岡本和の主軸を4者連続空振り三振に封じ、直球は常時150キロ台で最速154キロをマーク。切れのある変化球を交えながら相手を封じる姿に指揮官は「1イニングしか投げませんよぐらいの勢いで投げていたんで、『大丈夫かな』って逆の意味で心配はしてましたけど、やっぱり彼の存在は大きいなっていうのが、すごく今日(23日)でなおさら感じましたね」と振り返った。

荘司は開幕2戦目となる30日西武戦(楽天モバイル)での先発が有力視されている。

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