今季から先発に転向した楽天内星龍投手(21)が、開幕前ラスト登板で苦しんだ。

4回64球を投げ、7安打5失点5奪三振。初回は丸に先制2ラン、4回は岡本和にソロ、吉川に2ランと計3発を被弾した。「先発をやっていく以上、今日のように試合を早めにつぶしてしまうことが一番ダメ。自分の状態が良くても、本塁打で試合が終わることもあるので、細かいところをもっともっと突き詰めていければ」と反省した。

3回には意地を見せた。初回に先制機をつくられた1番佐々木、続く門脇、丸を最速150キロの直球を軸に3者連続空振り三振。「初回に点を取ってもらったにもかかわらず、僕がすぐ逆転されてしまった。1番からだったので、もう1回同じような失敗をしないというところで、3イニング目は特に気持ちを入れて投げました」と振り返った。

内は開幕3戦目となる31日西武戦(楽天モバイルパーク)での先発が内定。永井投手コーチは「ここまでいいアピールをしてくれたので、今日の試合でどうこうではなくて、次からしっかりと公式戦でレギュラーシーズンに入ってくるので、そこでしっかりと結果を出せるように気持ちを切り替えてほしい」と期待を込めた。

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