楽天ドラフト5位松田啄磨投手(22=大産大)の開幕1軍スタートが内定した。

最速は140キロ台前半だが、チームメートの岸孝之投手(39)をほうふつさせる落差の大きいカーブを武器に救援陣の一角として台頭。2月のキャンプから1軍に同行し、オープン戦は5試合登板で計10回を2失点、1セーブ、防御率1・80の好成績を収めた。1軍入りの可能性を問われた今江敏晃監督(40)は「入ってくるんじゃないですか」と見通しを示した。

指揮官の予想を大きく上回る活躍だったという。9日日本ハム戦(静岡)では、右膝の違和感により1回緊急降板の荘司康誠投手(23)に代わり、急きょ3イニングを担うなどブルペンを支えた。「極端なことを言ったら、はじめはここまでやってくれるとは思ってなかった。本当に良い誤算というか、ゲームを戦っていく中で、すごく重要なポジションに今いてくれている」と評した。

また、ドラフト1位古謝樹投手(22=桐蔭横浜大)は開幕2軍が決まり、新人では松田が唯一の1軍スタートとなる見込みだ。

【関連記事】楽天ニュース一覧>>