“ラッキー山崎”が福を呼ぶ。日本ハム山崎福也投手が25日、エスコンフィールドでライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板した。4月2日の本拠開幕楽天戦に向けた“予行演習”は、打者21人に77球を投げ安打性の当たりは7本。偶然にも7並びの77球締めに「うれしい。縁起いい」。安打性が7本だったことには「それはどうなんだろうな…」と苦笑いしつつ「すべてプラスに考えて過ごします」と話した。

本来は、本番1週間前の26日イースタン楽天戦(森林どり)で登板予定だったが、悪天候予報を考慮し1日前倒し。本番と同じマウンドでの最終調整登板となった。イニング間は、より実戦に近づけるため7分程度、ベンチで休む時間を設けながらの投球。「抜け球も少なくて、ある程度変化球も操れて良かったです」と、手応えを口にした。

本拠での登板は2日春季教育リーグが3回40球を投げ完全投球、12日広島戦は4回76球を投げ9安打3失点。「まだ(エスコンフィールドが)分からないと言ったら分からないので。沢山投げたい気持ちはあったので、今日練習できて良かった」。3戦で投げた球数は193。新天地初登板は、一休さんばりのひらめきも、生かす。【永野高輔】

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