29日の開幕戦の予告先発が28日に発表され、広島は公表通りに九里亜蓮投手(32)が開幕投手を務める。春季キャンプ中に新井監督から11年目で初の大役に指名された右腕は「先発をやらせていただいている以上、目指してきたところ。自分の持っているものを発揮できないと意味がない。当日、どういう感情が出てくるか分からないけど、それをプラスに変えてマウンドに上がりたい」と意気込みを語った。

DeNAとは昨季4度対戦して1勝2敗も、レギュラーシーズン最後の対戦となった8月22日は完封勝利を挙げた。CSファーストステージでは中継ぎで1回2/3を無失点。悪いイメージはない。

ただ、DeNAは昨季リーグ最少の盗塁数から、今季はオープン戦で12球団トップの24盗塁を記録するなど、強打に機動力を絡めた攻撃が目立つ。「足を使ってきたり、新戦力も入ってきたりしているので、昨年とはまた違うと思う。今シーズン初めて対戦するので、まずは自分の投球をした中で捕手の人と話をしながらやっていけたら」。足攻を警戒しながら、打率でもオープン戦1位の強力打線に挑む。

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