新生小久保ホークスの戦いが午後6時5分、始まった。

敵地京セラドーム大阪での試合前練習。首脳陣、選手、スタッフ全員で最後の決起ミーティングを行った。輪の中心には小久保裕紀新監督(52)。時間にして約2分ほど、プロフェッショナルについて語った。

小久保監督 仕事に対する熱意、情熱、誇り、プライドを持ってやり切りなさい。代えのない人材になりなさいっていう話をしたかった。スタッフに向けた話しでもあった。選手の代えはおったら代わるだけなんで、分かりやすいんですけど。スタッフも含めてそういう意識で仕事に取り組みましょうねっていう。

プロ野球開幕の日にプロとしての在り方を話した。「何をしゃべろうか思ったんですけど、プロ野球が始まるんでね」。なじみのテレビ番組にも重ね合わせた。「NHK(で放送されている)の仕事の流儀。あれに選ばれた人の最後の質問は『あなたにとってプロとはなんですか』。それを個々でちゃんと持ってきてくださいねっていう」。

個々が己の役割を認識し、全力で実行する。指揮官はそのうえで出た結果、勝敗に対する責任を負う覚悟はできている。小久保ホークスが歩みだした。

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