4年目で初の開幕投手を務めた楽天早川隆久投手(25)が、1点に泣いた。

0-0の8回2死二塁。カウント2-1から西武外崎に134キロフォークを捉えられて、左中間へ先制三塁打を浴びた。8回途中6安打1失点8奪三振。試合をつくったが「普通に悔しいです」と唇をかんだ。

同学年の西武今井と投げ合った。初回は先頭金子を左邪飛、若林を三ゴロ、外崎を左飛と、わずか6球で料理。7回まではともに無失点と譲らなかった。「点を取られなければ負けないですし、点を取られれば負けるので、その結果がこの結果かなというふうに思います」。木更津総合(千葉)時代の16年夏、甲子園準々決勝で今井擁する作新学院(栃木)に惜敗。8年越しのリベンジはならなかった。

本来なら7回で降板する予定だったという。永井投手コーチは「本人のやっぱり白黒つけたいってところで『8回投げさせてください』というところで、監督とも相談しながら行かせるって判断だったんですけど、そういった面ですごく頼もしく見えました」と評価。「相手ピッチャーもいい中でなんとか粘り強く投球はしてくれたんで、次に期待したいと思います」と話した。

今江監督も「本当にいいピッチングをしてくれました」とたたえた。

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