ロッテ藤岡裕大内野手(30)が「1番」で気を吐いた。

昨季までは主に2番で起用されていたが、前日の練習中に開幕戦での打順を伝えられた。「びっくりした」が、すぐに気持ちを固めた。「絶対初球は振る」。

そのとおり、初回先頭で日本ハム伊藤の初球147キロをフルスイングしてファウル。ストライクゾーンに来た球は全部振っていた。最後は8球目のスライダーを中前に落とした。3回の第2打席では、右翼線へ二塁打を放った。

遊撃からコンバートされた二塁守備では3度の併殺を決めた。「まだまだ始まったばかりなので、よく分からないですけど、いい滑り出しができたんじゃないかなと思う。あとはチームを勝たせられるように頑張りたい。(二塁守備は)無難にこなせたかなと思う。まだまだ成長しないといけない部分たくさんある。シーズン通して成長できれば」と意欲的に話した。

3月初めのオープン戦で左足首を捻挫。実戦を離れた期間もあったが、開幕に間に合わせ、存在感を見せた。

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