楽天内星龍投手(21)が、開幕3戦目の31日西武戦(楽天モバイルパーク)でプロ初先発する。前日30日は同球場で調整。「緊張感もあるんですけど、自分が思ってるよりもドキドキはまだないっすね。楽しみという方が強い」と話した。西武は好投手ぞろいで、先に失点するわけにはいかない。「打線もそうなんですけど、投手力がすごくあるチームなんで、1点、2点という失点がすぐ負けに、負けとか勝ちとかにつながると思っている」と気を引き締める。

プロ3年目の昨季は1軍初登板を含む53試合で4勝2敗、7ホールド、防御率2・28と好成績を収め、今季から先発に転向した。「中継ぎだと全部100%でいけばいいんですけど、先発だとそれが(スタミナが)持たないことにつながってくるので、8割とか7割の力でカウントとか取れたり、バッターを打ち取ることも必要になってくると思う」と省エネを意識する。

オープン戦最終登板となった24日巨人戦(東京ドーム)は、3本塁打を含む4回7安打5失点で降板した。「試合をつくっていくというところで、前回登板のような早めに失点をするんじゃなくて、粘って粘ってというピッチングが勝ちにつながってくる。しっかり自分のペースで投げられるようにしていきたい」と力を込めた。

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