阪神が逆転負けを喫し、ホーム開幕カードで負け越しとなった。開幕から2カード連続の負け越しは22年以来。岡田彰布監督(66)がチームを率いるシーズンでは初となった。

先制は阪神だった。4回1死一、三塁、梅野が先制の中前適時打を放つと、一塁走者の佐藤輝が三塁へ。当初はアウト判定も、岡田監督がリクエストを要求し、セーフにくつがえった。さらに1死一、三塁から、続く木浪は一塁へのゴロ。三塁走者の佐藤輝は本塁へスライディングしまたもアウトの判定だったが、再び指揮官がリクエストを要求し、またもセーフに。大きな2点が入った。

しかし5回まで5安打無失点に抑えていた先発の西勇輝投手(33)が6回につかまった。牧、宮崎、関根に3連打を浴び1点をかえされると、続く松尾に死球。迎えた代打大和を右飛に仕留めたところで、2番手桐敷に交代。代打楠本を追い込むも、フォークをはじき返され、逆転の2点適時打を浴びた。

阪神は巨人との開幕カードで1勝2敗。ホームでも1勝2敗と勝ち越すことはできなかった。

【関連記事】阪神ニュース一覧