西武は完封負けを喫し、今季初の3連勝とはならなかった。

先発平良海馬投手(24)は3回まで無失点も、4回につかまった。1死から4番ソトに右前打で出塁されると、5番山口の遊ゴロをさばいた源田壮亮遊撃手(31)の送球がエラーとなりピンチが拡大。2死二、三塁となり、7番中村奨に中前へ先制の2点適時打を献上した。7回1死二塁の場面では、1番岡に左翼手の頭を越える適時二塁打を打たれさらに失点した。

7回104球7安打8奪三振3失点(自責1)で降板となった平良は「三振も前回より取れましたし、フォアボールも1個だったので良かったと思いますね。」と振り返り「中村さんに打たれたフォークがやっぱり真ん中に入ってしまったので、そこは良くなかったかな」と反省点を挙げた。

打線はロッテ先発右腕西野の前に6回、7回と得点圏に走者を置き、反撃のチャンスこそつくったが、あと1本が出ず無得点。

8回2番手で登板した豆田泰志投手(21)も2失点を喫し点差は開いた。「抑えなきゃいけないところだった。切り替えなきゃいけないので、明日からもしっかりやっていかないと」と前を向いた。

5点を追う9回の攻撃も3者凡退に終わった。松井稼頭央監督(48)は「ズルズルいかずに、中盤以降チャンスをつくっていたのでね、これを明日にしっかりとつなげていけるように」と次戦を見据えた。

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