日本ハム田宮裕涼捕手(23)が本拠地初のお立ち台で絶叫した。

7番捕手でスタメン出場し、打っては4回に中前適時打、守っては先発加藤貴之投手(31)を好リードして今季1勝目となる完封勝利に導いた。

20日ロッテ戦でも先発北山亘基投手(25)を好リードしてプロ初完投初完封に導き、球団では29年ぶりの2人連続完封勝ちに大貢献。試合後はエスコンフィールドでは初めてヒーローインタビューに中島卓也内野手(33)と加藤貴とともに登場。「本当に加藤さんが、いいボールを投げてくれていたので、なんとしても今日は勝ちたいなと思って守っていました」と笑顔で話した田宮は、最後の締めの言葉を急に振られて、勢いのままに「5連勝に向けて、みんなで最亘基しましょう!」と叫んだ。

「最亘基」とは、20日に北山がお立ち台で「僕の下の名前は亘基(こうき)って言うんですけど…今日は、勝てて…最亘基(さいこうき)です!」と叫んで盛り上げたお決まりのフレーズだ。

ヒーローインタビュー後に取材対応した田宮は「エスコンで初めて(のヒーローインタビュー)だったので…野球するのは緊張しないんですけど、ああいう大勢の前で話すのは緊張するんだなと思いました」と苦笑い。最後の締めのひと言については「バカなことしました…。どうすればいいか分からなくなった結果、北山さんの最亘基を使ってしまいました」と申し訳なさそうに話していた。

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