阪神が「タカハシ対決」を制し、カード初戦を白星で飾った。トミー・ジョン手術など、長いリハビリ期間を乗り越えた高橋遥人投手(28)は、1032日ぶりの甲子園で白星を手にし、先月の復帰から3戦3勝。11勝を挙げている相手先発の中日高橋宏斗投手(22)との同姓対決に投げ勝った。

高橋は、初回すべて内野ゴロに打ち取り3者凡退でスタートすると、3回まで完全投球。4回先頭の岡林にこの日初安打となる左前打を許したが、福永、カリステを内野ゴロに打ち取り、最後は4番細川を見逃し三振。5回も再び3者凡退に抑えるなど、終始危なげない投球を見せた。

打線も左腕を強力援護。2回先頭の佐藤輝が右前打を放ち、前川がストレートの四球を選ぶと、梅野がバスターを決め右前打で無死満塁。ここで打席に入った木浪聖也内野手(30)が、初球の156キロ直球を捉えて2点先制の左前適時打を放った。これで今季満塁時は13打数7安打、13打点で打率5割超え。「満塁男」ぶりで、亜大の後輩左腕を白星へ近づけた。

さらに、高橋が2死二、三塁のピンチを空振り三振で切り抜けた直後の7回裏。先頭の木浪が再び初球を捉えて右翼フェンス直撃の二塁打。代打熊谷の犠打で1死三塁とすると、近本光司外野手(29)が右前適時打を放ち、大きな追加点となった。

阪神は今季の甲子園の中日戦で、9試合負けなしの8勝1分け。これで5年連続となる今季の中日戦勝ち越しが決まった。

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