阪神佐藤輝明内野手(26)が30号本塁打を放った。2試合連発で一気に「大台」をクリアした。

0-0の4回2死、カウント3-1から高梨裕稔投手(34)の甘く入ったフォークを右翼席中段に運んだ。確信したようにゆっくりと歩き出し、京セラドーム大阪の大声援を浴びながらベース1周した。

球団の生え抜きでは、日本一になった85年の掛布雅之(40本)、同じく岡田彰布(35本)以来、40年ぶりの30本。

その後も00年の新庄剛志(28本)や05年の今岡誠(29)ら歴代スラッガーが迫ったが、超えられなかった壁を軽々と打ち破った。

本塁打王争いは独り旅が続く。残り41試合でどこまで伸ばせるかも注目される。

▼佐藤輝が5年目で初のシーズン30号。阪神で両リーグ30号一番乗りは10年ブラゼル以来6人、7度目で、日本人では74、75年田淵、82年掛布に次いで43年ぶり3人、4度目になる。佐藤輝は10、20号も両リーグ一番乗り。10~30号を両リーグ一番乗りで記録したのは21年村上(ヤクルト)以来で、阪神では初めて。

▼現在本塁打リーグ2位は森下(阪神)と牧(DeNA)の16本で、佐藤輝とは14本差。30号到達時に2位と差をつけたのは、66年王(巨人)と2位江藤(中日)の17本差に次ぎ、09年中村(西武)と2位山崎武(楽天)の14本差に並ぶ史上2番目の大差となった。

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