来年のドラフト上位候補に挙がる青学大の右腕・鈴木泰成投手(3年=東海大菅生)が修正力の高さを発揮した。
初回、2失点でベンチに戻ると、中日ドラフト1位の中西聖輝投手(4年=智弁和歌山)ら4年生に「頑張りすぎなくていいよ」と笑顔で声をかけられた。全国の舞台での初先発で「何としても勝たなければという気持ちが強すぎた。腕を振りすぎて体が突っ込んでいた」と、2回以降は修正。「いい力感で投げられた」と徐々にギアを上げ、自慢の真っすぐと変化球を低めに制球し8回を5安打2失点と試合をまとめた。
すでにスタンドからはスカウト陣が熱い視線をおくる。日ハムの山田正雄スカウト顧問は「フォームも腕の振りも柔らかく球筋も伸びる。来年の(ドラフト1位の)12人に入ってくる選手ですよ」と、深くうなずいた。鈴木は「世代NO・1投手になりたい」と覚悟を決め腕を振る。まずは神宮大会連覇で、その力を証明する。
◆鈴木泰成(すずき・たいせい)2004年(平16)5月28日生まれ、茨城県ひたちなか市出身。田彦小1年で勝田野球スポーツ少年団で野球を始め、スワローズジュニア、田彦中では友部シニアでプレー。東海大菅生では2年春に甲子園出場。青学大では1年春からベンチ入り。2年からリリーフエースとして昨年は大学4冠に貢献。今春、リーグ戦で先発デビューした。50メートル走6秒0。遠投105メートル。187センチ、79キロ。右投げ右打ち。



