元ヤクルトの宮本慎也氏(55=日刊スポーツ評論家)が22日までに公式YouTube「解体慎書」を更新。12日に発表された「第54回三井ゴールデン・グラブ賞」について、現役時代にセ・リーグ最多タイの10度、同賞を獲得した名手の視点から現役選手にアドバイスを送った。

遊撃で今季同賞を獲得した巨人泉口友汰内野手(26)については「実際の数字上は圧倒的。もっとうまくなる」とさらなる進化を期待。

現在の若手内野手全般に言えることとして「個人的な好みもあるけど、先のことを考えたらそうした方がいいな」との目線で、スライディングキャッチには改善の余地があると指摘した。

体の右側のゴロをスライディングキャッチして投げる行為は理解できるが、反対の左側は捕球から一塁送球までが順方向の流れなので、スライディングはせず、手を伸ばしたり足を使って動く方が守備範囲が広がると説明した。

スライディングして捕球できなかった場合は「ギリギリのプレーということでエラーにならず、ヒットになるんですよ」と解説。一方、スライディングせずに捕りに行って弾いた場合は「絶対にエラーになるんですよ」と語った。

自身の見解としては「うがった見方ですけど」と前置きし、できるだけ失策がつかないように捕球に行っているのではないかと推測した旨を語った。

改めて、スライディングして打球を捕りに行く行為は「左側はないですね。僕の中でも全くない」と振り返る。

あくまで「ギリギリで頭から飛びつくのはしょうがないですよ。でももう1歩行けば普通に捕れるのに、スライディングをするんです最近の選手は。あれが守備範囲を狭めているんですよね」と指摘した。

泉口も該当しているため、「(改善すれば守備範囲は)もっと広がると思いますよ」と期待を込めた。

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